デイサービスひろゴンの実家 湯舟です。
今回は安全な立ち上がり方について紹介します。
椅子から立ち上がる動作は誰もが日常的におこなっています。
デイにおいても、1日のサービスの中で頻繁に繰り返されていますが、
はたして、皆さんが何の問題もなく安全に立ち上がれているかというと疑問です。
結構、危ないなと感じながらスタッフが見守っているケースも少なくないと感じます。
特に、足の力が弱い方は強引に立ち上がろうとして、
立位を保持できず、しりもちをついてしまうケースが多いです。
これもやはり腰椎圧迫骨折の原因となってしまうため、
十分に気をつける必要があります。
そこで、無理なく安全に立ち上がる方法を
4つの動作に分けて説明します。
0)椅子に座っている状態
背もたれに身体をあずけて、重心が後方にある状態です。
足の筋力が弱い方が
この状態から無理に立ち上がろうとすると、
確実に後方に転倒してしまいます。
1)浅めに座りなおす
立ち上がり易くするため、
おしりの位置を少し前にずらします。
2)足の幅を広げる
足の幅を肩幅より少し広めにし、
しっかり身体を支えられるようにします。
3)お辞儀をしておしりを浮かせる
手を膝の上に置き、
しっかり足を踏ん張りながらお辞儀をして、
おしりを椅子の座面から離します。
その動作はシーソーの一方が下がるともう一方が上がるような
イメージで行います。
足の踏ん張りが弱い場合は
手すりをつかんだり、テーブルに手をおくと、
安定感が増します。
4)立ち上がる
上半身を起こし、
膝と腰を伸ばして、
姿勢良く立ち上がります。
以上の4つの動作をおこなうことで、
転倒せずに立ち上がることができます。
デイサービスひろゴンの実家では、
日常的に役立つ機能訓練をおこなっています。
気になる方はどうぞホームページをご覧ください。
⇒http://www.ortho-g.co.jp/ortho/dayservice/