こんにちは、天下茶屋駅徒歩2分、東洋医学で健康をサポート、オルソ鍼灸院の乾です。
本日は頭痛のお話です。
現在、15歳以上の日本人の4割は頭痛持ちと言われているそうです。
頭痛薬もたくさん種類がありますし、子供でも服用できる薬もあります。
それだけ頭痛にお悩みの方が多いということですね。
慢性的な頭痛をお持ちで、もう諦めているという方も多いようです。
もちろん時々の頭痛で薬で楽になる場合はまだ良いのですが、薬が手放せない状態や薬がだんだん効かなくなってきてしまったり、量が増えてきてしまったという場合は危険信号です。
頭痛薬の長期服用では内臓機能に対する副作用が出ることもありますので、薬を飲まずに越したことはありません。
また、薬物乱用頭痛というものがあり、もともと頭痛でお悩みの方が、頭痛薬を使用しすぎたために起こる頭痛のことを言います。
基本的に用法用量を守って服用する場合には問題ないのですが、飲む頻度が高かったり、自己判断で飲む量を増やしてしまっている方は、その頭痛薬が頭痛を悪化させている可能性があるということです。
次の症状が当てはまる方は薬物乱用頭痛かもしれません。
・2日に1回以上頭痛がある
・頭痛薬を月に10日以上飲んでいる
・朝起きた時から頭痛がする
・以前は良く飲んでいた頭痛薬が効かなくなってきた
・頭痛の性質、痛む場所、頭痛の程度が変化することがある
・以前は月に数回、片頭痛が起こっていた
当院では、頭痛に対して鍼灸治療をオススメしております。
血行不良からくる頭痛は、首肩周囲の筋緊張を緩和させ、全身の血流バランスを整えることで改善されることが多いです。
こういった場合の頭痛は、姿勢やストレス、生活習慣が深く関係してるため、治療で一時的に良くなってもまた疲労が溜まれば出てしまう可能性がありますので、定期的なケアをオススメ致します。
まずは、服用する薬の量を減らすことを目標として治療を行っていくのが良いかと思います。
天気も乱れやすく、気圧の影響による頭痛も出やすい季節です。
一人で悩まずに是非ご相談ください。