鍼灸師のいぬいです。
自律神経は目に見えないので、自覚するまでに時間がかかります。
気づいたときには、病気の手前なんてことにもなりますので、早めに気づけるように、特徴を5つご紹介しようと思います。
さっそく、どうぞ
食欲が異常
自律神経が乱れてくると、食欲が止められなくなる場合があります。普段、ストレスを感じると、戦いの準備のために食欲を抑えた状態になりますが、長期間のストレスによって、自律神経が疲れてくると、暴走を始めます。
たとえば「食事をしたのに、あとでお菓子をダラダラ食べてしまう」といった食欲の暴走がみられた場合は、ストレスがかかっているという体からのサインとして受け止めましょう。
食欲の暴走はあなたの気持ちが弱いからではありません。
悲しくないのに涙が…
特に原因もなく涙が出るのは、普段から感情が爆発するのを無意識に止めているのかも!?
涙腺は副交感神経が優位になると開きやすくなります。ストレス状態から解放されると、一気に副交感神経優位になります。
ドッキリ番組で、『ドッキリでした~』のあと、ほっとして泣いている場合がありますが、あのような感じです。
一人になりたい
みんなでいると疲れて、一人になりたい。引きこもりたいという気持ちが強くなります。
他人といるとどうしても気を使いますからね…
集中力が続かない
同じ作業を長時間続けることが難しく、注意散漫になります。
交感神経が優位な場合は集中できますが、副交感神経が優位な場合はぼーっとします。
カラダが無意識に、休んで欲しいサインを出しているのかもしれませんね。
やる気がでない
好きだったことや、新しいことにもやる気がでなくなり、「どうでもいい」といった考えが湧いてきます。
過度なストレスや疲労、自分にとって好ましくない環境が続くと神経伝達物質(ドーパミン・アドレナリン・セロトニンなど)のバランスが乱れ、さまざまな精神・身体症状を引き起こします。
まとめ
自律神経はシーソーのようにバランスを取っていますが、どちらかが過剰に働いた状態が長引くと自律神経が乱れます。
おおよその場合、交感神経が過剰になるので、カラダはストレスに囲まれた状態です。そういった習慣はコルチゾールといった抗ストレスホルモンが追い付かなくなり、不調に繋がります。
今日の5つのサインを感じ始めたら、そろそろ休憩の時だと考えましょう!
本日は以上です!ありがとうございました。